2006年08月05日

謎の窃盗団エルミタージュ美術館を襲う!?

ロシアのサンクトペテルブルグにある有名なエルミタージュ美術館で、長年に渡り謎の窃盗団が200以上の品を盗み、その総額は$5mにも上ることが判明した。何年もの歳月を掛けて盗み出したとみられるその年月は、地元警察によると約30年近くといわれており、その手法が話題を呼んでいる。盗まれた品々の中には、宝石や高価なエナメルも含まれていた。窃盗品のほとんどを管理していた学芸員が、調査開始と同時に突然美術館で謎の死を遂げたことにより、エルミタージュ美術館では、美術館職員が窃盗団に含まれていたのではないかとの見解を示している。

世界で最も有名な美術館の一つに入るエルミタージュ美術館では、約250万もの美術品が1000以上の部屋に展示されています。「今回のこの騒動には様々な不思議な要素が含まれていますが、不幸にも、この一連の作業が美術館のスタッフを抜きに行えたとは到底考えられません。」と同美術館の広報は述べています。

今回の問題では美術館職員の間の仕事に対するおそまつな責任感や「重大な道徳的問題」が、根本にあるとみている。展示していない美術品は倉庫に保管されおり、学芸員のMikhail Piotrovsky氏によると、「倉庫に保管されている美術品には保険が掛かっていない。」と述べています。また、AP通信によると、美術館の多くの部屋では空調や警備施設が整っておらず、職員が窓を開けるなどして対応しているとも伝えています。

Rosokhrankultura文化保全協会のBoris Boryaskov会長によると、「我が国の誕生などにに関する重要な資料などが保管庫から消えるのは、決して今回が始めてではありません。」と語っています。エルミタージュ美術館には、1764年からエカテリーナ女帝がコレクションを始めた世界的にも有名な、フランドル派の印象画が含まれています。美術館では、今後は根本的な改革と経営方針の見直しを図ることが、今後のロシアの美術館経営が生き残れるかどうかに大きく影響すると語っています。


posted by takita at 21:14| Comment(0) | TrackBack(0) | museum | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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