2006年06月18日

イギリスロイヤルアカデミーの失態!?

イギリスのRoyal Academy of Artでは、スレート版の上に小さな木が乗せられていたものをアート作品と勘違いして飾っていたことが明らかになった。このスレート版と木のスティック状のものは、イギリスの彫刻家Davis Henselによって制作された笑う人間の頭を支える役割を果たすためのもので、作品ではない。この作品は、毎年夏に開催されている公募展に応募されたもので、Royal Academyに送られてきたときには、頭の部分と、それを支えるスレート部分は別々に郵送されてきていた。それを、作品と勘違いして展示してしまったというわけだ。

”これらは別々の作品として審査されました。その結果、頭の部分は残念ながら審査を通りませんでしたが、ベース部分は評価に値する作品であった為に審査を通過しました。”とRoyal Academy側は述べている。

しかしDavis Hensel氏はこの結果に少々困惑気味だ。Hensel氏は
”今回の一連のやり取りの中で、Academyの特異な体質を見たような気がする。それは審査員の「目」のみならず、その作品というものに対する認識の薄さである。”と述べている。

この頭部の彫刻はHensel氏が2ヶ月をかけて制作したものだが、台座の部分は1日で完成したという。”台座部分が作品として見られることは素晴らしことだが、私自身、この台座を彫刻作品として考えたことは一度もない。”と、現在イギリス南部のUniversity College in Chichesterで教鞭をとっているHensel氏は言う。また、”今回のことで、『アートとは何か?』ということを、たくさんの人に考えてもらう良い機会になったことは歓迎すべき点だ”とも述べている。


天下のRoyal Academyでもこんな間違いを起こしてしまうんですね。どのように素晴らしい台座だったのか見てみたいです。絵そのものよりも額のほうが素晴らしいということもあるので、それと似た感覚でしょうか?それにしても、台座自体は粗雑なものだとは思いますが・・また、そこが評価された点だったのでしょうか?

作品を別々に郵送したから、分からなかったということは、データをきちんと管理できていなかったということにも繋がるような気がします。もし、それが本当なら、大切な作品を預かり管理する姿勢としては最悪ですね。


posted by takita at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | museum | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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