2006年05月05日

Damien HirstのNew Shark

イギリスのアーティストDamien Hirstは、現在£24mを稼ぎ出す為のプロジェクトに没頭している。Damienの象徴的な作品として有名な、死んだサメがホルムアルデヒドに浮かんでいる"The Physical Impossibility of Death In The Mind of Someone Living"(1991年)は過去何度も制作されている。このオリジナルの作品は、昨年アメリカのSteve Cohenに£7m($12m)で売却されているが、その後、同死んだサメをモチーフにした作品で新しく作成された"The Wrath of God"は韓国のSamsung Museumに£2.28m($4m)で売却されている。新しい"サメ"は1991年のオリジナルと比べると半分以下のサイズだが、今回もオーストラリアから運び込まれた。

明らかな派生作品のシリーズとしては、£2.28mで売却された"サメ"の作品と、£5.7mで売却された"保存標本された3匹の羊"がある。Hirst自身最近£100mの財産を築き上げたが、派生作品の制作により、彼の創造性が足踏みするリスクを認めている。”これらの作品以外では、もうどこへもいけないような気がする。これらの作品は良くできているし、いつも売れる。ただ、自分自身が前に進んでいるとは思えない"と述べている。

現在、メキシコのGaleria Hilario Galgueraで"The Death of God"と題した彼の個展が8月まで開催されている。その個展でも、彼の作品の売れ行きは好調だ。
"もし、イギリスでこのような個展を開いたら、『ずいぶん、ありきたりのショーだ』と批判の目にさらされるのは目に見えている。「死」と直接結びつく骸骨を描くのも、とてもありきたりである。しかし、表現やイメージが歴史と共に歩んできたここメキシコでは、骸骨ははかない人生を表したメタファーであると皆理解してくれる。もし、この個展を北米で開催することは難しかっただろう。それは、彼らが「死」をとても恐れているし、嫌悪感をあらわにする。それはまるで、攻撃されているような感覚に襲われる為で、骸骨を直視することすら恐れるからだ。簡単に言えば、ユーモアのセンスの欠落という以外のなにものでもないともいえるけれど"とHirstは語っている。


posted by takita at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | artist | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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