2006年04月23日

イギリス史上最大の盗難!!

今年2月1日に不動産業を営むHarry Hyams宅から盗まれた美術品の総額が約£80mに上り、イギリス史上最大の盗難事件として世間を騒がせている。最近新聞で話題になったケント州 Tonbridgeでセキュリティーデポジットが盗難事件の£53mを上回る金額となっている。

当初の報告ではウィルトシャー州Ramsbury Manorでの損失は£30mと報告されていた。しかし盗難にあった美術品を詳しく調べると、その歴史的価値なども踏まえその金額は£80m近くに上るだろうと予想される。

3月25日には約140点のHyamsの所蔵品が、Ramsburyからや約100マイル離れたBlack Hillの利用されていない地下倉庫から発見された。警察の報告によると、今回発見された作品の中には、Benjamin Vulliamy作によるマントル時計や、バンセンヌのシノワズリー作品、中国漢王朝時代のタンカードなどほとんどは陶磁器だった。

少なくとも絵画、銀製品、時計、気圧計、陶磁器を含む200の芸術品がまだ発見されておらず、その中には1992年にHyamsによって£275,000で購入され、輸出許可の手数料などで話題となったDaniel Delanderの気圧計も含まれている。この品は、イギリス国内の個人購入者が、輸出額と同額で購入できるというRidley Rulesによって最初に購入された作品である。

Myams氏は著名な美の鑑識家としても有名でまた、その貯蔵品の多くは美術館レベルの作品といわれ、窃盗犯にとってはその美術品よりもMyams貯蔵作品の盗難が目的となっているようだ。彼のコレクションはとても細かく文書化されており、盗難作品を売買するのはとても難しい状況と言えるだろう。警察の捜査はまだ進んでおり、Black Hillでの発見が今後の捜査により拍車をかけることが期待されている。

【The Art Newspaperより】


posted by takita at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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