2020年10月28日

Christie'sにてターナーがイギリス人最高額で落札

Joseph Mallord William Turnerの''Giudecca, La Donna della Salute and San Giorgio''(A View of Venice)がNY Christie's のオークションにおいて$35.856m(約42億2000万円)で4月4日落札された。これは、Christie's 当初の落札推定額の約80%をも上回る金額となった。

それまでのイギリス人作家の最高落札額は、1990年に$21.1m(約24億8000万円)で落札されたJohn Constableの「The Lock」。今回はその$15mも上回る結果となった。

今回の結果は、アート市場全体がほぼ全ての分野において上向いていることを表した結果となった。ターナーは卓越した大芸術家の1人だが、近年のその価値は伸び悩んでいた。しかし、Christie's の報告では、Old Mastersと表される大芸術家の作品の売上総額は、4日のだけで$50mとなり過去最高となった。

Artprice.com(http://www.artprice.com)によると、昨年までは近年のアート市場の熱気の再上昇にも関わらず、Old Mastersの作品を含む全体的なアート作品の相場は、アートブームのピークであった1990年の価格のほぼ横倍か、下回っていた。しかしながら、アメリカ市場だけはピークである1990年を上回る状況が続いており、今回のターナーの作品もアメリカでのアート市場好調を示す結果となった。

ターナーの作品は何年にも渡りオークションで高額で取引きされてきたが、いままでの最高額は1984年にロンドンで$9mで落札された「Seascape,Folkestone」。過去10年間でもターナーの作品は9点のみしか市場に上がっておらず、今回も満を持しての登場となった。

ターナーの作品は彼の生前から高額で取引きされており、NY UniversityのMichael Moses教授によると、「画家が一文なしで屋根裏部屋に住んでいるというのは幻想にすぎず、100人中99人の画家は生前から良く売れていた画家で生活もそれなりに裕福だった」と述べている。

【4/6 FT.comより抜粋】


私もターナーの作品が大好きです。多分始めて目の前で見たのは福島県郡山市の美術館だったような気がします。イギリスに住んだことないのに『懐かしい』雰囲気で、画家の『目線』が近く感じた記憶がります。

ターナーの自画像の首のまきまき、中尾彬より上手!!



■ターナー 【Joseph Mallord William Turner】
1775-1851 /イギリス / ロマン主義
コンスタブルと並び英国を代表するロマン主義の風景画家。コンスタブルとは異なり、こちらは生粋のロマン主義的な作品を描いている。1788年14歳でロイヤル・アカデミー(RA)・スクールズに入学し、水彩画家T・モールトンの元で絵画を学ぶ。1802年27歳でRA会員、1807年32歳で同学校の遠近法教授に就任すると、クロード・ロラン著『真実の書』を参考に『研鑚の書』として歴史画、山系画、田園画、海洋画、建築画などの版画を1826年まで19年間出版し続けた。また1819年44歳の時に旅行したイタリアでさまざまな作品に触れて以来、特徴的だった色彩はさらに鮮やかさを増し、より抽象的な作風へと変貌していくことになった。1851年死去。享年76歳。



posted by takita at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | auction | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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